代表理事 奥村直子(児童学博士)

設立:2018年5月1日

業務内容:音楽教育を中心とした育児アドバイス・本の出版・セミナー

連絡先:info@pianoasobi.jp

代表挨拶

奥村メソッド研究所は、乳幼児・児童の発達の専門家達で構成されており、適切なアドバイスが可能です。奥村直子代表が主宰となり、1990年に設立した「奥村ピアノ英才教室」において、「ピアノ遊び」の有効性を保護者とともに実践するをなかで、子どもの成長に感動しながら研究を続け現在に至ります。

この間、常に団体の中心者である代表自身の見識と取り組む姿勢が、子どもたちの成長にとって不可欠であると思いが強くなりました。その見地から、主宰は音楽大学卒業後、30年目に大学院を受験し教育学修士号・児童学博士号を取得しました。

14年間に及ぶ事例研究による博士論文では、家庭における「ピアノ遊び」を通して、主体的な子どもの表現行動と共に、心身の発達はもとより、家族間の愛情・親密性にまで波及する有効性が見いだされました。

「ピアノ遊び」が生活の中に取り入れられたご家庭に育った子どもたちは、自己肯定感がしっかりあるとともに、音楽的コミュニケーションの日常的な経験により、他者との関係性が豊かに育まれていきます。

子どもが生涯ピアノを楽しみ、弾き続けていけることへの適切なアドバイスを行います。ピアノ関係のスタッフは、常に自らが「ピアノ遊び」を実践し、研鑽を積み重ねています。

他の乳幼児・児童教育の専門スタッフは、保育現場・学校現場・教員養成現場において指導者として、子どもを取り巻く課題への研究を行っています。

子どもはみんなダイヤモンドの原石であり、その原石を磨くには、子どもに関わるその人自身がダイヤモンドでなくてはならないでしょう。その観点から、子どもたちにかかわる私達大人たち、両親・教育関係者は、子どもにだけに成長を求めるのではなく、自らが成長することが最も大事だと責任を感じています。

ご家族が「ピアノ遊び」を通して、親密性の高い、仲の良い成長家族となられることが、奥村メソッド研究所の目的の一つです。幸せな子どもは、成長家族の中で育ちゆくと信じています。

かけがえのない大切なお子さんの幸せな人生のために、保護者と悩みを共有し、真剣に取り組んでおります。私どもの持てる知識と経験で、子ども達の幸せに貢献したいという熱い思いで集まったスタッフが、一般社団法人「奥村メソッド研究所」を立ち上げました。

スタッフ全員が家庭を持ち、子どもを育て、孫のいるメンバーもおります。その中で常に研鑽を積み重ね、今日より明日へと自分自身の成長を目指し続ける情熱と実践力を持っています。

ネット時代となり、時代は大きく変わりました。子ども達は乳幼児期から、家族との触れ合い、自然との触れ合い、芸術との触れ合いよりも、スマホやネットゲーム、ユーチューブと触れ合う時間が多くなっていることを、危惧するのは私たちだけではないと思います。

レストランで幼い子どもがおとなしくしていると思うと、スマホでアニメを観たり、ゲームをしていることをよく見受けます。騒がれたら困るという親御さんの都合で、折角、人々の中でマナーを学び、社会性を育むチャンスをみすみす失っています。子どもたちを人間性豊かな社会人に育てていくには、日常生活の中で、幼い時代から愛にあふれ心を砕いた子どもとの関わりを大人達が持てるどうかでしょう。

各々のご家庭における「ピアノ遊び」の実践は、音楽という芸術を通して、私達だれもが、21世紀、22世紀へと続く未来にむけて、子どもたちや孫たちに伝えていくことの出来る「幸せ家族」を創り上げる有効な具体的手段だと考えでおります。

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